一般社団法人世界遺産協会ロゴ等使用規定

                       令和7(2025)年7月7日

                       一般社団法人世界遺産協会

第1条(目的)

一般社団法人世界遺産協会ロゴ等使用ルール(以下「本使用ルール」とする)は、一般社団法人世界遺産協会(以下「当協会」とする)が別紙で定めるロゴ、標章、写真等を適正かつ適切に使用するための基本ルールを定めることを目的としている。

第2条(定義)

本使用ルールにおいて「当協会ロゴ」とは、本使用ルールが別紙で定めるロゴ、標章、写真等をいう。

2.本使用ルールにおいて「希望者」とは、当協会ロゴの使用を希望するものをいう。

3.本使用ルールにおいて「使用者」とは、当協会ロゴを使用するものをいう。

4.本使用ルールにおいて「使用」とは、商標法第第2条第3項各号に定義する使用をいう。

第2条(権利帰属)

当協会ロゴに関する一切の権利(著作権、商標権等のすべての権利)は、すべて当協会に帰属する。

第3条(使用目的)

使用者は以下の場合に限り、当協会ロゴを使用することができる。

⑴当協会又はそのサービス等の紹介を目的として使用する場合

⑵使用者が当協会の企画又はこれに関連する企画等において使用する場合

⑶使用者が実施するセミナー等において当協会提供の資料を使用する場合、前記資料の提供元として当協会を表示する場合

⑷その他当協会が認めた態様で使用する場合

第4条(使用申請)

希望者は当協会ロゴの使用にあたり、事前に当協会にその旨を申請し、当協会の許諾を受けなければならない。

2.当協会ロゴの使用を希望するにあたっての申請は、別途定める申請書によって行う。

3.当協会は申請を受けた場合、その内容を審査し、使用の許諾の可否を決しなければならない。

3.当協会は使用の許諾の可否を決した場合には、その旨を遅滞なく希望者に伝えなければならない。

4.希望者は、前記審査の可否或いは内容については異議を申し立てることができない。

5.使用者は、当協会ロゴの使用にあたり本使用ルールに同意したものとみなす。

第5条(禁止事項)

使用者は、当協会ロゴの使用にあたり以下の行為を行ってはならない。

⑴当協会から許諾を受けた範囲外及び本使用ルールに定める範囲外で当協会ロゴを使用する行為

⑵当協会ロゴを変形、加工、改変する行為

⑶当協会ロゴを当協会が提供する商品以外の商品名、当協会が提供するサービス以外のサービス名、商標、その他のロゴ、企業名等の全部又は一部として使用する行為

⑷当協会ロゴを当協会と雇用関係、提携関係、パートナーシップ関係等(以下「雇用関係等」とする)がないにも関わらずあるかのように示唆する態様(例えば雇用関係等がないにも関わらず自己の名刺やウェブサイトに当協会ロゴを記載、表示等する行為)、又は当協会による承認・後援・推奨等がないにも関わらずあるかのように示唆する態様で当協会ロゴを使用する行為

⑸当協会又は当協会が提供する商品、サービスを誹謗中傷する又はその評判を貶めるような方法、目的又は態様で当協会ロゴを使用する行為

⑹当協会ロゴを違法、反社会的勢力に関連する内容、わいせつ又は公序良俗に反するような態様での使用又はそのような内容を含んだ媒体で使用する行為

⑺その他、当協会が当協会裁量において不適切と判断する方法で当協会ロゴを使用する行為

第6条(使用者の責任)

使用者は、当協会ロゴを使用した場合、当協会ロゴを使用した態様が分かる資料を当協会に遅滞なく届け出なければならない。

2.当協会は使用者による当協会ロゴの使用が当協会から許諾を受けた範囲外であると認めた場合、本使用ルールに違反していると認めた場合又は不適切と認めた場合、当協会は使用者に対して当協会ロゴの使用の停止又はその他当協会が必要かつ適切と判断する措置を指示することができる。

3.使用者は、前項の指示に遅滞なく応じなければならず、当該指示に異議を申し立てることができない。

4.使用者は、当協会ロゴを使用したことに起因して(当協会がかかる使用を原因とする第三者者からのクレームを受けた場合を含む)、当協会が直接的又は間接的になんらかの損害(弁護士等費用を含む)を受けた場合には当協会の請求に応じて直ちにこれを補償しなければならない。

第7条(免責)

当協会は、当協会ロゴに事実上又は法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、第三者の権利の侵害などを含む)がないことを明示的にも黙示的にも保障していない。

2.当協会は、かかる瑕疵を除去して当協会ロゴを提供する義務を負わない。

3.当協会は、当協会ロゴの使用等に起因して使用者に生じたいかなる損害について一切の責任を負わない。

第8条(本使用ルールの変更)

当協会は、当協会が必要と判断する場合、あらかじめ通知することなく、いつでも本使用ルールを変更することができる。

2.当協会は、変更後の本使用ルールを当協会ウェブサイト内の適宜の場所に掲示するものとする。

3.変更後の本使用ルールは、当協会ウェブサイト内の適宜の場所に掲示された時点からその効力を生じるものとし、使用者は変更後も当協会ロゴを使用し続けることにより、変更後の本使用ルールに同意したものみなす。

第9条(準拠法及び合意管轄)

本使用ルールの準拠法は、日本法する。

2.当協会ロゴに起因し又はこれに関連して使用者と当協会との間に生じた紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

以上